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アミノ酸系油ゲル化剤EB-21・GP-1

アミノ酸系油ゲル化剤EB-21および同GP-1は、酸性アミノ酸であるグルタミン酸を主骨格とする油ゲル化剤です。これらアミノ酸系油ゲル化剤は、ワックスのような層状構造とは異なり、液状油中で下図のようなナノサイズの繊維状ネットワークを形成することによって油をゲル化します。比較的少量でネットワークを形成するため、油の感触にはほとんど影響を与えません。シクロメチコンやミネラルオイル等は構造回復性のない固いゲル化油に、ポリイソブテン等は構造回復性のある柔らかいゲル化油になり、スティック状や高粘度の製剤に応用できます。

ゲル化油の分子ネットワーク(SEM)

EB-21 1wt.%, ミネラルオイル 99wt.%

EB-21 2wt.%, GP-1 2wt.%, シクロメチコン 60wt.%,
ミネラルオイル 21wt.%,オクチルドデカノール 15wt.%

ゲルの固さ

※シクロメチコン/オクチルドデカノール=80/20(wt./wt.)
参考ゲル強度:プリン40g/cm2、シア脂1000g/cm2

EB-21とGP-1混合による透明ゲル化油

EB-21とGP-1を混合することにより、透明度の高いゲル化油が得られます。

油ゲル化剤総濃度 1wt.%, 液状油:ミネラルオイル

保存安定性向上

O/Wクリームにアミノ酸系油ゲル化剤GP-1、EB-21を配合すると、保存安定性を向上させることができます。
0.5% GP-1を配合したクリーム処方W5~W7は、顕微鏡により、乳化滴がゲル化している様子が観察されました[1]。このようなクリームは25℃3ヶ月保存後も分離しませんでした[2]。

[1]乳化滴の様子 ×400

GP-1未配合

GP-1配合

[2]25℃3ヶ月保存後のクリーム外観

左3点・GP-1未配合 右3点・GP-1配合

TS資料 15100480